割れて、欠損した部分には同素材のファイバー樹脂を
塗布してオリジナルの形状に成形していきます。
仕上げのパテで形を整えて修復作業は完了となります。
その後、調色された色をペイント。
ラインもオリジナル通りに塗装します。
最終の磨き工程を経て、仕上がりとなります。
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10月の定休日
5(日)・6(土)・12(日)・13(土)
19(日)・20(土)・26(日)・27(土)
営業時間 → 9:00〜18:00
グランツは常に基本を大切にすることが
一番重要な事と考えています。
何故なら、
高度な板金技術や特殊な塗装技術は、
全て基本の上に成り立っているからです。
そして地道ながらも基本の積み重ねが、
高品質の製品を生み出すことを可能とします。
グランツのお客様は
北は北海道から
南は沖縄まで
全国各地に広がっています。
グランツはモーターサイクル専門のボディファクトリーとして平成7年に前身となる「カスタムペイントタカトリ」からスタートいたしました。設立以来、あらゆるモーターサイクル・パーツの補修、塗装を行っております。これまでの当社の歴史の中で培われた技術と経験が私たちの日々の業務を支えています。
またグランツの強みは、塗装作業だけにとどまらず、プラスチック製/FRP製パーツの補修そして板金までの作業を全て自社内で完結できることです。このことによりお客様の依頼内容を的確に反映した作業と納期の短縮化、コストの削減を図ることができます。
モーターサイクル専門のボディファクトリーとして、何にこだわり、そして何を大切にしているか、そして質の高いシゴトがどの様にしてできるのかを知っていただきたいと思います。
グランツはスチール製パーツの鈑金作業を得意とします。
凹んでしまったタンクや、曲がってしまったフェンダーなど、専用のスタッド溶接機を用いて凹みを引き出したり、ハンマリングによる叩き出しを行います。
その後、専用パテでシェイプを整えていきます。
割れてしまったパーツや、転んで歪んでしまったパーツ、削れて形が変わってしまったパーツなど、様々なプラスチック製パーツの修復を高い技術で施します。
割れてしまった場合は溶着した後、ブリッジと呼ばれる特殊な道具を使い破損箇所を補強します。その後、修復箇所に最適な樹脂を用いて更に補強します。
仕上げは専用パテでシェイプを整えます。
歪み、削れの修正の場合も同様に、最適な樹脂と専用パテで修復いたします。
FRP製パーツの補修はプラスチック製とは異なる修復方法が要求されます。
FRPは割れやすい材質で、しかも修復中に空気が入ると修復箇所が膨張するといった不具合も出ます。当社では、『ワレ』、『フクレ(膨張)』のチェックを徹底して実施します。
転倒などにより激しく破損した場合、カスタム目的の穴埋め作業、スムージング(表面の凹凸をファイバー樹脂やパテで滑らかに平たくする加工)を行う場合はファイバー樹脂を用います。
仕上げには専用パテを用いて行います。
グランツでは高品質な仕上げを施すために、さらに一工程を追加します。
スプレーパテを全体に塗装して更に面を出します。この工程を追加することでFRP製パーツの修復も高品質な補修仕上げにすることが出来ます。
近年のモーターサイクルは形状も非常に複雑になり、カラーも多彩になっています。
グランツでは高品質な塗装と仕上がりを可能にするために、モーターサイクル業界では数少ない専用の塗装ブースを設置、また最新の測色機を用いています。
約50万通りのカラー・データから抽出したカラー・データに、ベテランスタッフの技術と経験を加味した調色は、年々多彩化していく純正色を再現する為のグランツのこだわりです。
専用塗装ブースと最新の測色器に、熟練スタッフの“腕”を合わせて最高の塗装クオリティを目指します。
グランツでは、お客様からお預かりする依頼品の入庫の際には
必ず全品検品を行います。
それは、発送および輸送時の依頼品の破損等の有無を
作業前に確認する為です。
もし破損等が発見された場合は、すぐにお客様にご連絡、
スピーディーな対応を心掛けています。
依頼品の入庫時に
『ご依頼品を確かにお受け取りして状態を確認しました』と
お客様に連絡をすることでご安心いただけると考えております。
全ての作業に取り掛かる前には必要に応じて
付属品等を取り外します。そして取り外した付属品は
お客様ごとにキチンとした管理を行っております。
その後、全ての依頼品の脱脂、専用洗剤による洗浄作業を行います。
塗装に油分は大敵であり、製品の仕上がりを大きく左右します。
塗装作業前に表面を綺麗にすることで、
モノの状態をしっかりと確認する事が可能になります。
グランツのルールとして、脱脂・洗浄されたパーツは
最終の塗装工程が終わるまで、素手で扱われる事はありません。
前述の通り、塗装に油分は大敵であるので
脱脂・洗浄されたパーツはグローブを着用して
全ての作業が進められます。
下地作業とは、『表面に細かなキズを付け、
塗料が密着する素地を作る事』です。
この下地作業こそが塗装における
一番のポイントといっても過言ではありません。
下地作業の出来が良くなければ、
その後の作業を丁寧に行っても
仕上がりは悪くなります。
一口に下地作業と言っても作業内容は多様です。
パーツの素材、状態、形状そしてお客様からの要望に
お答えするためには、多くの知識と経験が無ければ
質の高い下地作業を行う事は出来ません。
本格的な塗装前に、サーフェーサーという下地用の塗装をします。
しかしこのサフェーサー塗装の前に、
もう一つ大切な塗装工程があることをご存知ですか?
パーツとサーフェーサー塗料の密着性を向上させるために
プライマー塗装を施します。
このプライマーには、スチールあるいはプラスチックといった
パーツの素材に合わせたプライマーを用います。
例えばスチール製パーツには
防錆効果をもたせたプライマーを使用します。
塗装されたサーフェーサーが完全に乾燥した後、
研磨作業を行います。
いかにパーツ表面を綺麗に研ぎ出すかによって、
塗装の仕上がりは大きく左右されます。
専用の塗装ブースを完備したグランツでは、
気温や気候に左右されること無く、
年間を通して安定した状態で塗装をする事が可能です。
これにより塗装面に微細なホコリ等が
付着することを極力抑える事が出来ます。
使用する塗料についてもグランツのこだわりがあります。
BMW、Mercedes-Benz、Porscheをはじめとする
高級自動車メーカーで純正採用されている
『STANDOX』社の塗料を使用しており、
高品質な製品のためには使用する材料にも
妥協を許しません。
モーターサイクルの塗装に於いて、マスキング作業は必須です。
Harley-Davison、BMWそしてDucatiでは、
メーカー色や製品コンセプトを
強く打ち出す塗分けやラインがあります。
これらの塗り分けのためのマスキング作業は、
グランツの熟練スタッフの手により丁寧に行われ、
ブレの無い美しいラインを作り出しています。
一連の塗装の工程に於いて、 最後の仕上げとなるのが磨き作業です。
最終的なクオリティを決定づける、大切な工程です。
単にコンパウンドを付けてポリッシャーで磨いて
艶を出すだけではありません。
塗装面に付着した微細なホコリを取り除き、
塗装の肌が荒れていれば綺麗に整えます。
高い技術をなくして、美しく磨き上げる事は出来ません。
最後の仕上げ作業まで、徹底した管理の元で行います。
グランツは梱包にもこだわります。
お客様の元へ確実に届くように、
すべての製品をエアキャップでしっかりと包みます。
その後、最適なサイズのグランツ・オリジナル段ボールに梱包します。
又、万が一の輸送中の破損等に備えて
運送保険に加入する事も忘れません。
それは、お客様に喜んで頂き、
安心を届けるのがグランツの目的だからです。
割れて、欠損した部分には同素材のファイバー樹脂を
塗布してオリジナルの形状に成形していきます。
仕上げのパテで形を整えて修復作業は完了となります。
その後、調色された色をペイント。
ラインもオリジナル通りに塗装します。
最終の磨き工程を経て、仕上がりとなります。
転倒により大きく削れてしまったサドルバックも
正確なパテによる補修を行う事により、
オリジナルと同等のクオリティで
仕上げる事が出来ます。
こここまで凹んでしまったタンクも専用の治具を
用いて凹みを修復する板金作業を行います。
板金作業後は、パテによる補修を行う事により、
オリジナルの曲面を再現します。
その後、純正カラーの塗装と最後の磨き工程を経て
仕上がりとなります。